素材サイトを選ぶときに気をつけていること

この記事は2020年9月26日に公開した別ブログから移設したものです。

利用規約を読む

これに尽きます。どんな素材があるかは、そのあと。どれだけ素敵な素材があっても、自分の用途にあっていなければ使えないのですから。

気をつけるポイント

商用、非商用

よくある話ですね。金銭を伴う制作物はすべて「商用」。youtubeやブログなどは直接的に金銭を得るものではないのですが、規約にない場合は運営者に問い合わせましょう。最近は規約に明記しているサイトが多いです。

個数制限

有名な「いらすとや」さんは、20点までが無料。その先は有料です。知らずたくさん利用してしまい、指摘されてから追加料金を払う・・などのトラブルになりかねません。

譲渡

「取引先であっても譲渡・リースはNG」という規約をみたことがあります。例えるなら自分がwebサイトの制作依頼をうけて作りました。何年後かに先方が別サイトを作る。別の人が作るけど、サーバーにある既存のイラストを流用するとなれば、制作者は自分なので、そのまま渡すと規約違反になると思います。

加工の方法

原型がわからなくなるまでの加工はNGとか、いろいろなパターンがあります。

クレジット表記やリンク表記

いる・いらないを確認します。必要な場合は書き方や表記場所など、サイトごとのルールがあります。表記が必要な場合、多くの商用サイトでは利用が難しいでしょう。

商標登録の可否

アイコンやピクトグラム素材でみかけます。ロゴに組み込んで商標登録をしてしまうと、その素材を他のひとが使えなくなってしまうからです。商標登録をしてしまい、制作元と裁判沙汰になる可能性も考慮しましょう。


無料素材は上記のような理由で探す時間がそれなりにかかります。お金を払っていないので当たり前ですね。有料素材は品質がよく、数も多いので、その分はやく仕事が終わります。ただし、有料でもクレジット表記を求められる場合や、加工方法に制限を設けている場合もありますのでよく確認しましょう。

「素材を探すだけ」でもこれだけの注意を払っています。また、素材を提供してくださっている数々のサイト様にはこの場を借りて御礼申し上げます。

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