この記事は2024年8月6日に公開した別ブログから移設したものです。
Illustratorを使ったデザイン作業のなかで「これどうやるの!?」と困ったことと、その対処法をまとめました。簡易的なまとめですが、どなたかの役に立てたら嬉しいです。
文字タッチツール
罫線にテキストを打ち込んだあと、テキストの開始位置を編集する方法をしりませんでした。「文字タッチツール」を使うようです。文字パネルの一番上に表示されている「文字タッチツール」ボタンをクリックするとカーソルが切り替わります。
参考記事
【Illustrator】簡単!便利!文字タッチツールを使ってみる
https://isenprint.co.jp/group_blog/group_blog-5075/
テキストの周りに線を足す
テキストのアウトライン化をしたあと、塗り・線で設定する。これがいままで私が知っていた方法でした。この方法だとテキストをあとで編集できません。または編集前の別ファイルをバックアップとしてとるなどして、いちいちアウトライン化作業が発生します。
代替手段として「アピアランス」を利用してテキストのまま周囲に線を足す方法があることを知りました。デザインの用途にもよりますが、私は頻繁に利用しています。
他のテキストに適応したい場合はアピアランスパネルからドラッグすると、Photoshopでいうところの「レイヤースタイルのペースト」に似たような状況になります(でももっと簡単な方法があるはず)。
参考記事
文字に縁取りをつける(縁取り・二重縁取り・袋文字)
https://www.mdn.co.jp/reference/Illustrator/152
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Illustratorでアピアランス属性をコピーする方法!できない時の対処法まで!
https://creators-plus.jp/illustrator-appearance-copy/
英数字を縦書きにする
Illustratorでテキスト内の半角英数字を縦書きにする方法
https://tamatuf.net/illustrator/illustratorでテキスト内の半角英数字を縦書きにする方法/
テキスト入力を楽にするためのスクリプト
Illustratorでテキスト編集をする場合「テキストをダブルクリック→入力→cmd(ctrl)+Aなどでテキスト編集モードを解除」。この作業をテキストごとに行わなければいけません。時間のロスが激しく、テキストが多い場合はストレスも増えます。
そのため、スクリプトを利用しています。
Edit Texts by Dialog
https://3fl.jp/is001/
編集したいテキストを選択した状態で、スクリプトを実行すると、小窓が開きます。1つ編集が終わると次のテキストに自動で切り替わってくれるため、キーボードだけで作業が完了します。
スクリプトをいちいち呼び出しせずに使えるようにするにはアクションやショートカットキーの設定をします。私はMacOS環境なので記事のようにはできませんでしたが、参考にしてみてください。
キーボードショートカットとアクションの編集
Illustratorでスクリプトを使ってみよう[標準機能編]
https://hamfactory.net/illustrator/script-basic/
おわりに
Illustratorを利用していて困ること、便利なことはたくさんあります。慣れるまでは大変ですが、ひとつひとつ使えるようになっていくと作業時間を減らせます。まだ見知らぬ使い方に出会ったときは記事にしていきますね。